ネット検索や口コミなどで、多くの投資情報が溢れています。
中には詐欺的な情報も含まれていることがあります。
特に投資詐欺については注意が必要で、その手口については金融庁のページに注意勧告が掲載されています。被害に遭わないために参考にするといいでしょう。
一般的に定着した投資方法であっても、各投資方法については口コミでも様々な評判があり、選択に悩む場合もあります。
大切な点は、余裕資金の範囲内で投資を行うという原則を守ることです。
また、資金の範囲内で可能な限り分散投資を意識することも重要です。
分散投資とは、複数の銘柄に投資をすることでリスクを分散する方法です。
一つの銘柄に集中投資すると、その銘柄が損失を出した場合に大きなマイナスになります。分散投資をしていれば、他の銘柄で利益が出て、損失部分を打ち消せる可能性があります。
一つの企業の株式を保有する場合は、その企業の株価が値下がりすればダイレクトに打撃を受けます。しかし、複数の企業に投資をしていれば、損失補填できる可能性と共に、精神的にもある程度の余裕を持つことができます。
かつては有名企業の株を購入するためには多額の金額が必要でした。
しかし現在では、ミニ株のように少ない資金で有名企業の株が購入できるサービスも定着しています。こういったものを利用すれば、資金を膨らませないで分散投資をすることも可能です。
但し、個別企業の株の場合は、分散にも一定の限界があります。
たとえ有名企業であっても、株価は常に変動し、時に大きく下げ続けることもあります。企業研究が不可欠であり、特に副業で投資に取り組むような人にとっては、ハードルの高さがあります。
そこで初心者や副業トレーダーにとっても評判のいい投資方法として、投資信託やETFの購入があります。投資信託やETFは、複数の投資対象が含まれた商品です。
これらの一つを購入すれば、それだけで複数の投資対象に投資をしていることになります。つまり分散投資が簡単にできるメリットがあります。
自分で投資対象を選ぶ必要がないため、個別企業の研究のようなことも必要ありません。
もちろん投資信託やETFであっても、 相場全体が下がっているような状態であれば、やはり損失が発生します。
但し一つの企業に比重がかかることはないため、リスクが抑えられています。
個別株であれば、そのままずっと株価が戻らないということもあり得る話ですが、世界経済全体としては常に成長性が期待できます。
例えば指数に連動した投資信託であれば、世界経済全体に投資できるような商品もあるため、世界の成長をそのまま取り込むこともできます。
投資信託やETFでは、 例えば日経平均やTOPIXという指数に連動した商品もあれば、成長性の高い米国株全体に投資できる商品もあります。